●監督● オーソン・ウェルズ脚本主演
●出演● チャールトン・ヘストン、ジャネット・リー、ジョセフ・カレイア、マレーネ・ディートリッヒ、ジョセフ・コットン
●あらすじ● メキシコの国境の街で起こった爆弾テロ事件。事件の捜査にあたるアメリカ人の警官クィンランに、現場に居合わせたメキシコの麻薬捜査官ヴァルガスが協力を申し出る。クィンランの強引な捜査に疑問を抱くヴァルガスは、事あるごとにクィンランと対立。彼の存在を快く思わないクィンランは、地元のギャングと手を組んでヴァルガスの妻スーザンに魔の手をのばす。初公開時には黙殺されたが、現在ではカルト・ムービーの一本として評価の高い、天才オーソン・ウェルズの斬新な撮影テクニックとストーリー・テリングが観る者を熱中させるフィルム・ノワール後期の傑作。
●感想●
大好きな 『ザ・プレイヤー』 で その名があがった時から いつかは観てみたいと思っていた。
面白かった! ストーリー自体は 別に大した事はないけれど、細部にわたって 興味深い。
豪華メンバーの中で 一番 グっときたのが 相棒メンジースを演じたジョセフ・カレイア。クインランを信じ、崇拝し、恐らくは クインランのびっこをひいてるのも メンジースの為に撃たれたのは2度目と言っている事から クインランとは切っても切れない絆で結ばれていたのであろう。そのクインランの杖を 殺害現場から見つけてしまってからの 彼の表情は たまらない。
また、そんなメンジースを撃ってしまったクインランが流す 一筋の涙。
盗聴の反響も含めて、橋のシーンは 最高だった。
『第三の男』 より こちらの方が よっぽど面白いと思う。
…気をつけないと 思わぬボロが出ますよ…。殺人しちゃった人… 泥棒しちゃった人… 浮気しちゃった人…
忘れ物には 気をつけよう!
そして、やはり 言及せずにはいられない マレーネ・ディートリッヒ。
こんな女に he was some kind of a man(大した男だったわ) なんて言われたら本望か。