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    ♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥黒豆柴 黒豆柴まめすけと理緒の♪あんみつ日記♪ まめすけ♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥

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    バベル ☆☆★

    ●監督● アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ製作

    ●出演● ブラッド・ピット、ケイト・ブランシェット、ガエル・ガルシア・ベルナル、菊地凛子、二階堂智

    ●あらすじ● モロッコ。山羊飼いのアブドゥラは知り合いから一挺のライフルを買い、それを山羊に近づくジャッカルを追い払うためとして息子の兄弟アフメッドとユセフに与えた。すると、兄弟は遠くの標的めがけて遊び半分で射撃の腕を競い合い、ユセフが険しい山間部を走ってくる一台のバスに引き金を引く。そのバスには、一組のアメリカ人夫妻リチャードとスーザンが乗り合わせていた。彼らは、生まれて間もない3人目の子供を亡くしたことがきっかけで壊れかけた絆を取り戻そうと、2人だけで旅行にやってきた。ところが、どこからか放たれた銃弾が運悪くスーザンの肩を直撃。リチャードは血まみれの妻を抱え、医者のいる村へと急ぐ。一方、夫妻がアメリカに残してきた幼い子供たちマイクとデビーの面倒をみるメキシコ人の乳母アメリア。息子の結婚式に出るため帰郷する予定が、夫妻が戻らず途方に暮れる。やがて彼女は仕方なく、マイクとデビーも一緒に連れてメキシコへと向かうのだった。日本。妻が自殺して以来、父娘関係が冷えきっている東京の会社員ヤスジローと女子高生になる聾唖の娘チエコ。またチエコは満たされない日々に孤独と絶望を募らせていた。そんな中、モロッコの事件で使用されたライフルの所有者として、ヤスジローの名前が浮かび上がる…。

    ●感想● 鑑賞し終えて、あ~そうだったのかぁ!スッキリした 面白かった^^…と言う類の映画ではない。監督も、『分かる人にだけ 分かれば良い』 スタンスで撮っていると思うので、分からない人には 最後まで意味不明・チンプンカンプンであろう。

    意味不明でありながらも、ヤギ使いの子供たちの発砲を皮切りに、繋がっていく縁を追って描かれる 『通じない事への混乱』 を見出す事ができる。

    『バベルという非常にイメージし易いタイトルをつけた』 『チエコを 聾唖者にした』

    …この2つは、この映画を理解しやすくする為の監督のサービスに思える。これらによって、誰でも 『バベルの塔』 の話より、神が人間の言葉をバラバラにした…を連想し 内容を理解し得るし、チエコの場面では 同じ言葉を操る人種でありながらも伝わらない焦燥が顕著である。

    しかし私は、映画のテーマがそうであっても、それよりも もっと違うものを感じた。

    改めて、この星には 様々な人種が散らばっていて、悲喜こもごも、営みがあって…、神の目から見た 『人間』 を垣間見た気がした。

    この作品には 極悪人…いや悪人は登場しない。しかし、思慮のない行動の結果、死が付きまとう。焦燥や絶望、苛立ちの結果、少女は拒絶され、更に傷つく。

    そこには 人種や言語は、もはや関係なく 人間そのものだ。

    そんな人間を 神が見ている…、そんな気がした。

    我が子供たち マリアとエリセオに捧げる…とラストに出る。

    the brightest lights in the darkest night

    監督が2人のお子さんを ~暗闇の中の輝く星~ と見るように、神も 人間をそう見ている気がした。

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